Techno Roller】のプロジェクトは、もともとは《クリエーターの手によるTシャツ展【POW-WOW】》の事前広告用PVの計画としてはじめた。

『作り手』という人種の孤独感や、1週間というイベントの疾走感、そんなものを表現したかった。

普通のCMのような、商品の解説をやったのでは、何ら話題に上る事すらないだろう、と思った。

そんなことをぼんやり考えているうちに、ヘルメットをかぶり、よれよれのTシャツを纏ったサイボーグのデザインが出来上がった。

当初のデザインでは目が二つあって、もっとロボット的なイメージが濃かった。

2回、3回とキャラクターデザインに品種改良を加えていくうちに、目は1つ目になり、その質感もより人間的な(生物的な)《思考し、判断し、感情を持つ》瞳へ変化させた。

一つ目にした理由は、単に好みだったというのもあるが、実際、《クリエーター/作り手》という人種の特性としての、《目標をガン見》する意識というか、独特の創造精神を表現したかったからだ。


僕個人的には、WEB CMという映像のジャンルは未だ黎明期だと思っている。

実際のところ、Tシャツ展【POW-WOW】のPVとしての【Techno Roller】、【Techno Roller2】が、WEB CMとしてその役割を全う出来たか、と言えば、さにあらず。

ホームページとWEB CMと、そして実際のイベントが絶妙な連携を見せるには、これは重要な研究課題になると思っている。


さて、こうして生まれたこのコンテンツ。

折角なので、もっともっと表現したい、と言うのが作者というもの。

映像でシリーズ化するにはあまりに労力がかかりすぎる。

ならば小説ではどうだ?

これなら、確実に(日記のように、とは言わないまでも)続ける事が出来そうだ。

1話、1話に宛てて音楽も作っていこう。


Techno roller】は、WEB CMという呪縛を離れた。

新たな設定、物語のもとに。

ここに【Techno Roller】-music & novel-プロジェクトが再起動した。

Artmic8neo (Shiro Tomura)



宮崎県生まれ/東京 杉並区在住

詳細プロフィールは公式ホームページを参照して下さい。(公式ホームページ>Profile)





■公式ホームページ↓

http://artmic8neo.jougennotuki.com/



■YouTube↓


http://www.youtube.com/profile?user=Artmic8neo


■myspace↓


http://www.myspace.com/artmic8neo


■Rinto project↓


http://rinto.koiwazurai.com/



PVとしてのテクノローラー

クリエーターの手によるTシャツ展

POW-WOW』(2008)

第一期PV

http://www.youtube.com/watch?v=8a2Us4-1IWQ

クリエーターの手によるTシャツ展

POW-WOW』(2008)

第二期PV

http://www.youtube.com/watch?v=TcoIpRpFJ0c

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2Dから3Dへ

Techno Rrllerは2Dアニメーションから始まったプロジェクトなので、3Dで再現するのに随分変更しなくてはいけなかった。

とは言え、あまりイメージが違いすぎるのもなんだし、兎に角自分が思い描いていたイメージだけは継承していかなくては。

3Dで組み上がった映像のラッシュを見た妻が言ったのが、『眼球なんだ』。

僕自身も2Dでは漠然とヘルメットのバイザーの奥は全て眼球であるかのような表現をしていたんだけど、3Dにするにあたって結構無理があった。

で球体としての眼球を仕込んだ訳だけど、これが正球だとへんなバランスだったので、敢えて楕円のデザインにしてある。

後に思いついた事だけど、下の写真みたいにヘルメット内で電子頭脳が光っているという仮説は成り立たないものだろうか?

そう、何らかの要因により何かが発動する際、こうして眼球が光る。

映像表現としても面白いだろうなと思う。 (2009.5.15)